体の悩み

副甲状腺機能亢進症の治療と骨密度、副甲状腺シンチ検査について

目安時間 12分
  • コピーしました
骨密度検査

前回は病名と処方薬の内容が変わったことを報告しました。

 

今回は骨密度検査と

腫瘤があるのかどうかを確かめるための
副甲状腺シンチとはどういうものなのかを

報告します。

 

ちなみにどちらも私は初体験でした。
これから受ける方の参考になれば幸いです。

10回目診察とその結果について

この日は

血液検査の各項目に沿っていろいろ話をされました。

 

ただ、素人には何のことかサッパリ(。´・ω・)?
とりあえず言われたことを書き出してみます。

 

PTHインタクト数値は高いのにカルシウム値が低い。

 

通常はカルシウム値も上がるらしいです。

 

体全体がつるのは
相変わらずカルシウム値が低いためということでした。

 

PTHの数値が高いのは

あまり良いことではないみたいです。

 

まぁ

基準値から外れているけど問題ありません
ってことはないですよね。

 

カルシウム値が下がるのはビタミンDが欠乏してるから。

 

・・・と先生は当初お考えだったそうですが、

検査の結果は低いどころか

ビタミンD数値は平均より高かったようです。

 

 

ビタミンDに関する話をついでにしますが
私は魚介類が昔から得意ではありません。

 

全く食べないわけではないですが

少しでも生臭さを感じると体が受け付けません。

 

だから家族は魚を買ってくるけど

自分が進んで買うってことは

ほとんどありませんでした。

 

でもそれだと子供達の栄養が偏ってしまうなと思い
自分なりに食べられるものを開拓してきました。

 

その結果
生協取り扱いの魚は比較的食べられるとか
白身魚のフライならどこで買ったものでも食べられるとか
食べられる魚が増えてきたんです。

 

だからこれまでの診察で

ビタミンDが欠乏してるのかもって言われて
いつもよりも魚を意識して食べるようにしていました。

 

ビタミンDが欠乏してたわけじゃなかった・・・

それは良かったです。

 

じゃあ何で

乳石錠を飲み続けているのにカルシウムが増えないんだ?
ってことになりますよね。

 

それで他に影響が出ているところがないか
骨密度検査をすることになりました。

 

骨密度検査は右足かかとで実施しました。
椅子に座って機械に右足を乗せるだけ。
後はその機械でかかとを挟んで測定します。

 

その結果は正常範囲内でした。

 

そしてさらに必要なのが副甲状腺シンチ検査

この検査で腫瘤の有無を調べるそうです。

 

腫瘤があれば摘出手術の話になるけど、
もし腫瘤がなかったら
大学病院で診て貰った方が良いかもしれませんね。

 

現時点での検査結果がちょっと稀な例なので
はっきりしたことを今は言うことができません。

 

腎不全の人に結果が似てはいるんだけど

腎臓の数値に異常はありません。

 

高齢者なら様子見しましょうって言えますが、
40代で体全体にひきつり症状が出ていて
日常生活に支障が出てる状態じゃ、

そうも言えないですからね。

 

と言われました。

 

 

副甲状腺シンチ検査は
この診察の3日後に受けることになりました。

 

断食などの事前準備は必要ありませんが
検査にかかる時間は半日とのことでした。

 

予約が確定してから取り寄せる検査用の薬が

¥40000を超えるものだそうで、
キャンセルはしないで欲しいって説明をされました。

 

この日の費用は以下のとおりです。

  • 検査、診察=¥4,150
  • 調剤薬局=¥1,160(内容に変化なく21日分)

 

乳石錠は粉砕指示をなくしてもらいました。

 

薬剤師の方に
お湯で溶かして飲んでは?って

教えてもらったんですが・・・

 

毎回それやるのも手間なんで
今は噛み砕いて飲んでます。

 

粉砕より無駄なく服用できるので
カルシウム数値もさすがに上がってくれるんじゃない?
って期待してます。

副甲状腺シンチ検査の流れ

この日はこの検査だけなので

診察は行いませんでした。

 

検査を受けると言っても着替えるとかはありません。

 

私はマスクもしたまま
タートルネックの服装で受けました。

 

ただし

ピアスやヘアピン、

金具付きの下着は外します。

 

 

まずは検査台の上に仰向けで寝ます。
肩甲骨の下にはスポンジマットが敷かれていました。

 

右腕に注射を打ちつつカメラの位置調整をし
そのまま撮影が開始されます。

 

針は撮影途中に抜かれます。

 

注入する薬剤は放射線が出るもので
翌日にはほぼ体内から無くなるものだそうです。

 

人によっては口の中に苦さを感じるみたいです

って言われたんですが
私も何となく感じました。

 

それをどんな感じって聞かれたら…
ちょっと難しいんですが
普段の生活でもよく感じる苦さと一緒です(?)

 

うわっ、苦っ!とはなりませんでした。

 

どんな薬剤なのか見て確認したかったんですが
位置調整済みだったので叶わず。

 

横向いちゃダメですからね。

 

そうそう、

これは検査中に感じたんですが
閉所恐怖症の人はちょっと拷問感あると思います。

 

ちなみに私は閉所恐怖症ではありませんし
MRIも受けたことがありますが大丈夫でした…が
この検査の1回目で醜態をさらしました。

 

撮影カメラ(目の前にある白ガラス)は
目前に拳1~2個分位あけた距離感。

 

そして固定ベルトで動かないように体を固定されます。

 

ですがこの時気付いたんです。

壁が近すぎるという恐怖感に。

 

位置調整で自分の体が

カメラという名の壁に迫って行くときに
とてつもない恐怖感が襲ってきました。

 

「うわっ、怖っ!近っ!」って言ってしまって
「あれ、もしかして閉所恐怖症とかですか?」

って検査技師さんに聞かれ
思わず「はい」って答えてしまいました。

 

壁との距離が無く

体の自由が効かないって怖くないですか?

 

何だか不安だけが大きくなってしまって
冷や汗までかきました。

 

そしたら検査技師さんが
「あ~、それは気がつかなかった~、ごめんなさい。
怖く感じてしまうんですね。
今までそうなった方は居なかったので

配慮が足りなかったですね…。」と。

 

いや、あなたのせいではありませんし
私も恐怖感味わうとは思ってませんでした。

 

この検査技師さんは男性だったんですが優しい人で

 

「どうなってるのか分からないと余計怖いですよね。
お話はしてても大丈夫なので、

具合が悪いとかあれば言って下さいね~。
今でもう10分経ちましたよ。あともう少しですね。」

 

とか話しかけててくれたので随分気が楽になりました。

 

1回目の検査は20分間です。

 

残り5分ってところで台が動いてる感覚がして
その時に体が固定されてないことに気がつきました。

 

もちろん動かなかったけど
きっと怖いって言ったから

固定しないでくれたんですね。

 

 

1回目の検査が終わった後で
「台が動いた感覚があったんですけど、動くんですか?」

って聞いたら
検査中は台が動くことはないそうです。

 

でも確かに動いてた感覚があったんだけど…。

 

注射してた腕が下がっていく感覚あったし
体の下に敷いてた紙が

カサッと動く音も聞こえてたような?

 

緊張しすぎて勝手に体が動いてたんですかね。

 

 

ここでMRIとの違いを挙げてみます。

 

  • 音が静か
  • しゃべっててOK
  • ラメ入りアイシャドウもOK
  • 体全体は囲まれないからサイドはフリー
  • ドーム型の視界じゃなくて平らな視界

 

検査後は自由時間で
2回目の撮影が2時間半後に行われます。

撮影時間は10分弱と説明されました。

 

 

で、迎えた2回目。

 

今度はずっと目をあけて撮影を受けてみたんだけど
気持ちに余裕ができてよく目を動かしてみたら…

 

視界が遮られてるのは頭程度までで
目を動かしてみたら

すぐそこに部屋の天井が見えてました(笑)

 

何であんなに不安感があったんだろう

って思ったんだけど
多分目をつぶってたのが原因ですね。

 

確かに台は動いてなかった・・・。

 

でも機械の中の音で

撮影されてるのが分かったので
その稼働音が錯覚になったのかなと思いました。

 

全く怖くなかったです(´ω`)

 

 

結果は約2週間後にわかると教えられました。
次回その結果について報告しようと思います。

 

  • コピーしました

この記事に関連する記事一覧

この記事を書いた人

まあや
まあや

体調不良と闘う兼業主婦です。自分と同じように悩む人のヒントになればと思い、経験談を主に書いてます。病気の話ばっかりも嫌なので、今後は仕事や趣味についても書き足していく予定です。当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

 テンプレート情報

まあや

まあや

体調不良と闘う兼業主婦です。自分と同じように悩む人のヒントになればと思い、経験談を主に書いてます。病気の話ばっかりも嫌なので、今後は仕事や趣味についても書き足していく予定です。当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

応援お願いします!
最近の投稿
カテゴリー
メタ情報