バセドウ病の検査と治療の経過観察3
前回は2回目~5回目の診察と
その後の体調変化についてを報告しました。
それを主治医の先生に相談した他、
会社の健康診断でも引っかかったため
2つの病院でそれぞれの検査をすることになりました。
6回目の検査結果と体調変化
甲状腺に関する数値は正常値に近づいたため
1日3回各1錠ずつになりました。
これが1日2錠になれば
副作用の心配はほぼなくなるそうです。
そういえば先生から
「血の気が多いですね」と言われました。
そう言われても何もしようがなく
「そうですか」としか返せませんでしたが・・・。
体調変化について聞かれて
体重が増え始めたことを報告したら
「この病気になるとあっという間に20kgとか増えちゃいますから、
食べる量を減らしましょうね」と。
「そうですね、意識的に減らしてはいたんですが増えました」
とは言いませんでしたが、
やっぱりそれしかありませんよね。
この診察で一番聞きたかった
身体のひきつりについてですが
服薬とは多分関係ないだろうと言われました。
乳酸値をみても
当てはまるところは見当たらないそうで・・・。
生活に支障出まくりなんですけどね。
確実に気のせいではないんですけど
血液検査の結果で問題ないと判断されているのであれば
私にはどうすることもできません。
カルシウム不足や乳酸がたまってる人はつりやすいとか
酸っぱいものを食べるようにすると
つりにくくなるというお話をされて
この日の診察は終了しました。
処方薬については
今回も下痢止めは継続してもらいました。
6回目治療費は以下の通りです。
- 検査・診察=¥3,460
- 調剤薬局=¥1,250
(メルカゾール3錠×35日分+ロペラミド1錠× 35日分)
この診察日から7回目の診察を受けるまでの
約1か月間で体重は合計7kg増。
妊娠中の増加よりも多い
人生MAXの体重になってしまいました。
食べなければ太らないのはもちろん分かっています。
でも食欲が落ち着くわけじゃないので
空腹感が辛い・・・。
我慢はするんですけど仕事中が大変なんですよ。
空腹感を感じるとお腹がやたら鳴るので。
飲み物でごまかそうとすると
今度はトイレが近くなるし
トイレの場所は何気に遠いし。
だから間食としてナッツを食べて
3食を調整したり。
食べた分だけ消費すりゃいいって思っても
運動はダメ。
じゃ、ストレッチでもやろうと思って実行すると
ひきつりが起きてしまう。
どうしたもんかな・・・。
7回目の検査結果と体調変化
この日の採血は今までにない痛さを感じました。
いつも肘の内側(関節)にやってもらえるんですけど、
この日の担当者は全く違うところからで・・・。
人当たりは良かったものの辛かったです。
そして前回に引き続き
「血の気が多い」と言われました。
何が原因なのか
良いのか悪いのかもわかりません。
甲状腺刺激ホルモン値はやっと上昇(0.012)し
T3・T4は順調に下がってきています。
(T4は下がりすぎで、低いことを示すLが前回検査結果から表示あり)。
ALP(アルカリホスファターゼ)が
ずっと高い数値なんですが(675 H)
「メルカゾールを飲んでるとそうなってしまうから」
と言われました。
でも会社の健康診断ではそれが引っかかり
要精密検査となってしまったのでそれを伝えました。
その他にも尿酸値が要経過観察になっていたんですよね・・・。
健康診断の結果に出てくる基準値は
病院によって違うそうで
再検査は同じ病院で診てもらうようにと言われました。
けれどこの結果から
メルカゾールをさらに減らすことになりました。
この日から朝晩1錠ずつにして様子を見ることに。
ここまで数値が落ち着けば
運動はOKなんだそうです。
ちなみにこのまま同じ量で薬を飲み続けると
バセドウ病の逆の症状になってしまうので
1か月ごとの検査を継続しつつ調整するそうです。
体重増加については
「腹7分目を心掛けるように」と言われるだけなので
自分で何とかするしかありません。
薬が減れば体重増加が落ち着くとかじゃなくて
食べて運動しないままなら太るっていう
本来の状態になっただけなんですよね。
えぇ、分かってました。
だから食べる量が減らせないなら
運動をするしかない・・・。
そういえば
身体がつりやすいことについて
「薬との関連性は低い」と前回言われましたが
薬が減ったらつる回数も減ってきたんです。
それはやっぱり薬が関係してるんじゃないの?
って個人的には思うんですけど。
それから下痢について。
バセドウ病としての数値は落ち着いたのに
下痢止め飲んでいても緩いことがあるのは
なぜなんだろう・・・
ってこれは先生と話し
仕事に影響すると困るから
まだ飲み続けることにしました。
7回目治療費は以下の通りです。
- 検査・診察=¥3,460
- 調剤薬局=¥1,140
(メルカゾール2錠×35日分+ロペラミド1錠× 35日分)
番外編~健康診断再検査
同じ日に
健康診断の結果に伴う再検査を
元々通院していた病院に受けに行きました。
診察してくれたのは紹介状を書いてくれた先生です。
治療経過を報告しつつ
この日に出た血液検査結果も見てもらいました。
これを見せれば
血液検査をまたやらなくて済むかと思って。
しかしそんなことになるはずもなく
ALP数値が高くなった原因を調べるため
ここでも採血をしました。
薬が原因なのか別な原因があるのか。
5段階で結果が出るんだそうです。
ここでかかった費用は、検査・診察=¥2,470。
数日後、この血液検査により
骨形成に関する数値が原因で
ALPの数値が上がっていると判明しました。
そして今度は
カルシウムに関する検査をするため
再度採血を実施。
ここでかかった費用は、検査・診察=¥2,640。
さらに数日後
カルシウム数値が低いことが判明しました。
「普段の生活で何か気になることはありますか?」と聞かれ
全身のひきつりが酷くて悩んでいることと
服薬の量が減ったらひきつりが減ってきた
という話をしました。
そしたら色々調べてくれまして
「はっきり断言はできないけれど、
疑わしいものに”偽性副甲状腺機能低下症”というものがある」
と教えてくれました。
ただ、
それを素人の私が主治医の先生に
説明できるはずもないので
次回の診察に合わせて紹介状と
血液検査結果を出してもらうことになりました。
今回かかった費用は
結果説明=¥1,890 + 紹介状¥750。
次回は
この紹介状を持って行ってからの診察結果を報告します。