生活

避難時の必需品と配給、そして困ったこと

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エリアメール6

今回は実際に避難してみてどうだったかについて

具体的に書き出してみようと思います。

 

大きな災害を経験すると
今後の災害に備えてあれこれ必要だと思うものを

備蓄しますよね。

 

でも…緊急時の避難では

備えたものを全部持って
移動することはほぼできませんよ。

 

だからこそ最低限必要なものは

すぐ持ち出せるようにしておいてくださいね。

最短一泊はこんな感じ

避難所に着いてすぐにやったことは受付でした。

 

住所、世帯主、家族構成、連絡先、
万が一のことがあった場合の

別世帯の親戚連絡先などを用紙に記入しました。

 

その後は

自分達の寝るスペースを確保するくらいで
特に何もすることはありません。

 

我が家が避難所についたときは

雨は降っていなくて風だけが強く、
避難所にいたのは我が家の他は2家族程度。

 

その後30分しないうちに雨が降ってきて

あっという間に土砂降りに。

 

それに伴い避難者が増えてきました。

 

19:00頃にそれぞれ夕食、

21:00頃に消灯。

 

この時間だけが何となく決まった感じで、
あとは何もすることはありません。

 

 

我が家が行った避難所は元々宿泊可能な施設で、
ジュースの自販機もあれば

ロビーにはTVもあります。

 

今回は停電や断水は無かったので

特に不自由を感じることはありませんでした。

 

・・・が

避難所としての解放なので当然床に雑魚寝。

 

じっと座ってるのも

床に寝転がるのも身体が痛くなるため
ただそこに居るっていうことが

時間が経ってくると苦痛になります。

 

そんな中でやれることなんて
書き物をするとか読書するとか

スマホやタブレットで何かするくらいです。

 

 

今回は停電していなかったので

バッテリー残量を気にせずに

スマホを使っていましたが

東日本大震災のときは残量ばっかり気にして

使えなかったなーってちょっと思い出しました。

 

 

消灯時間になると一応皆さん寝に入るので
色んな事が気になり始めます。

 

周囲は他人様だらけ・・・

 

防犯対策、寝言やいびき、

咳き込み、立ち歩きなどですね。

 

自分も寝に入ってしまえば

全く気にすることもないというか
気にすることはできないわけですが

 

普段とは違った場所で

決して寝心地が良いとは言えない状態なんですから
神経は結構疲れます。

 

 

夜中に特別警報に切り替わったとき
エリアメールに紛れるから良いと思ったのか、
周囲の人達がまた寝に入り始めたにも関わらず
その場でラジオを流し始めた方がいました。

 

やっと寝れたとこだったのに…。
勘弁してほしかったです。

 

 

たった一晩でも

他人が集まるというのはこんな感じです。

 

 

長期に渡って避難所生活されている方々が

今も大勢いらっしゃることを思うと、
協力できることはやるように心掛けたいですね。

 

避難一泊でも必要だったものは

まずは避難所での配給についてですが
避難してから1時間くらい過ぎたあたりに
アルミ袋?に入った毛布が配布されました。

 

避難者に対して毛布は有り余るくらいだったので
特に枚数は指定されませんでした。

 

身体にかけるのは

持ち込んだ毛布で大丈夫でしたが
敷くものまでは持って来てない人がほとんど。

 

我が家もそうだったので
周囲の方含めみんな

敷物として使っていたようです。

 

ただやっぱり固い床の上では

あまり変わりませんでしたが・・・。

 

避難所では毛布のほかに

食事の配給もありました。

 

初日の夕食はこちら。

 

一緒に翌日用の朝食として
パンが1人に2個。

 

 

配給を除いて私が必需品だと思ったものは

 

  • マウスウォッシュ

 

  • マスク

 

  • 寝袋

(毛布より体が痛くなりにくいような気がするから。

開いて1枚ものにできるタイプが良いかも)

 

  • BOXティッシュ

 

  • 常備薬と薬を飲むための水

 

  • スマホやタブレット、モバイルバッテリー、イヤフォンはセットで。

(イヤフォンは周囲への配慮だけじゃなく、周囲の雑音をシャットアウトするため。)

 

  • 筆記用具

 

  • フェイスタオル

 

  • 非常用ライト

(消灯後に備えて。我が家はソーラー充電タイプのランタンを常備。)

 

  • 飴やクッキーなどの一口で食べられるお菓子

 

  • 財布

(防犯対策として、トイレ時も就寝時も身につけていられるショルダーバッグに入れて)

 

  • 上記が全て入るリュックサック

(就寝時に枕として使用)

 

災害に備えて多めに準備を!

と言われる食料ですが

 

避難時に備蓄食料を全部持って行くなんて

できないと思います。

 

というか食料を持たずに

避難する人が結構多いので
そんな中では食べることに気が引けます。

 

食事のことを気にするのは

当たり前ではあるんですが
避難所は真っ先に食料を準備してくれますから
そんなに多く持つ必要はありません。

 

でも食べるものが全く手元にないのも

不安を大きくしてしまいます。

 

だから一口で食べられる

お菓子くらいは持ってたほうが
気持ち的に落ち着きやすい

 

って…誰かから聞きました。

 

水分で膨らむダイエットビスケットは

なかなか良いですよ。

 

って…これも気分的ではあるんですが

参考までに。

 

避難所退所と今後の対策について

翌朝は5:00頃から続々帰っていきました。

 

やっぱり落ち着かないせいか
皆さん朝食食べないうちにっていう感じでした。

 

我が家は水害状況が分からないと帰れないので
呼び出しがかかって施設から出た夫からの

連絡を待って7:00頃に退所。

 

施設を出た避難者は私達家族が最後でした。

 

 

その後、特別警報は解除。

 

 

ただその後も河川の水位は上がり続けていて
我が家脇の水路も20㎝くらい上昇。

 

自宅も周辺道路も冠水はしていませんでしたが
川の近くには冠水箇所がありました。

 

 

台風19号から1か月が経った今も

被害について継続して報道されていますが
水害は河川付近だけとは限らないという現実を

今回突きつけられました。

 

河川氾濫は予想できても
内水氾濫についてはどのくらいの方が

予想できたでしょうか。

 

ここは大丈夫なはず…って思っても

予想外のことが起こってしまう。

 

それが災害です。

 

どうしても避難所に行けない理由がないのなら
早いタイミングで命を守る行動を起こしましょう。

 

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まあや
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体調不良と闘う兼業主婦です。自分と同じように悩む人のヒントになればと思い、経験談を主に書いてます。病気の話ばっかりも嫌なので、今後は仕事や趣味についても書き足していく予定です。当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

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